夜コントVOL.4 松田美緒「クレオールな夜」(終了しました)

夜コントVOL.4  松田美緒「クレオールな夜」(終了しました)

食事やお酒を楽しみながらライブを楽しむ<夜コント>。

その第4弾は、6月17日(金)、ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、ペルー、カーボヴェルデなど、ポルトガル語・スペイン語圏の国々を旅し、活動を続けているシンガー・松田美緒さんと、イスラエル生まれギリシャ・中米育ちのギタリスト・山口亮志さんを迎えます。

松田さんが2014年末に発表したCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』は、ブラジル・ハワイ移民の歌やかくれキリシタンに歌い継がれてきた歌、深い山で木こりの間に伝わった歌など、いまではもう日本各地の忘れられてしまった歌たちを、3年間のフィールドワークの記録とともに現代に瑞々しく蘇らせた素晴らしい作品となっていました。

これらの歌からは、「日本には、こんな歴史、こんな暮らし、こんな文化があったんだ」と、多種多様に富んだ日本の原郷の姿を見ることができます。そして、「歌がなぜ生まれるのか」という根源的な力をひしひしと感じることができるのです。

ここ沖縄も、ブラジル、ハワイへと多く移民が渡っている島であり、昔から、人から人へ、いまもなお島の心が歌い継がれている場所です。そんな沖縄で、松田さんと山口さんという旅する音楽家たちが織り成す世界はどのように響くのでしょうか。

あらためて、私たちにとって大切なことは何か、私たちは次の世代に何を残したいのか、そんなことを音楽を通してしかと確かめる夜となりそうです。

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<夜コント Vol.4>
SPECIAL LIVE:「クレオールな夜」 
松田美緒(歌)、山口亮志(ギター)
2016年6月17日(金)
開場:18:30 開演:19:30
参加費:3000円(ライブと食事/ドリンク別)

 

<プロフィール>

松田美緒(ヴォーカル)/土地と人々に息づく音楽のルーツを魂と身体で吸収し表現する“現代の吟遊詩人”。その声には彼女が旅した様々な地域の魂が宿っている。ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、ペルー、カーボヴェルデなどポルトガル語・スペイン語圏の国々で、ウーゴ・ファトルーソ、カルロス・アギーレなど現地を代表する数々のミュージシャンと共演。南米やヨーロッパ、韓国など世界各地で公演を重ねている。2005年にビクターよりデビューし、以来5作のソロアルバムを発表。2014年、3年がかりのライブとフィールドワークの集大成として初のCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を発表。ブラジル・ハワイ移民の歌を含め、日本各地の忘れられた歌を現代に瑞々しく蘇らせた作品は高い反響を呼び、文藝春秋「日本を代表する女性120人」に選ばれる。2015年3月、パリの高等社会学研究所の国際シンポジウムに招かれ、5月にはギリシャでも公演。第2回ヘテロトピア文学賞特別賞を受賞。

www.miomatsuda.com

 

山口亮志(ギター)/クラシックギターをベースに自作曲、セファルディ民謡、タンゴやケルト音楽などを演奏する他、能楽師や和楽器奏者とのコラボレーションなど、多岐に渡って活動中。イスラエルで生まれ、幼少期よりギリシャ、メキシコ、日本、エル・サルバドルや米国で生活。マイアミ大学フロスト音楽院クラシックギター科及び修士課程修了。レネ・ゴンザレス氏に師事。2004年マイアミ国際ギターコンクール準優勝。日本国内をはじめ、アメリカ、ジャマイカ、オランダ、スロベニア、フランスで演奏。また舞台「音波少年」(cobaプロデュース)や「M.由起夫」(和久内明脚本)などにも参加。KIJI(津軽三味線)、coba、アール・チナ・スミス(ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ)、津村禮次郎(観世流能楽師、無形重要文化財)、中野章三(タップダンス)他多数と共演し、「月と雪と」をはじめ、8枚以上のCDに参加している。

www.ryojiyamaguchi.com



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