去る6月18日、奈良県生駒市のカフェ「おと。」さんにて、CONTEのランチとCONTE MAGAZINEについてのトークイベントを行いました。
CONTE MAGAZINEを創刊号からお取り扱いいただいている「おと。」さんは、時々、こうして県内外からゲストを呼んで「暮らしの美譜」というイベントを開催されているそうで、今回、8回目の「暮らしの美譜」にお迎えいただいたのです。
初めて伺ったそのカフェは、「山の上にあります」と聞いていたけれど、思った以上に山の上にあり、「こんな坂道登るの?!」とちょっと不安になりつつも、ようやく辿り着いた場所は、樹々に囲まれて、とても美しく、場の力を感じる、本当に素晴らしいところでした。
そして、オーナーの宮本真理子さんをはじめ、スタッフの方々の優しさや想いが生きた店のあり方、ホスピタリティにはつくづく心打たれました。沖縄から行くと言っても、そこにお客様がいなければ成り立ちません。これまで宮本さんが丁寧にCONTE MAGAZINEのことを紹介してくれ、CONTEの料理についても伝えてくれていたからこそ。それは宮本さんが、本当に自分の哲学をしっかりと持ってお店をやられているからこそだと思います。
おかげさまでランチもトークショーも満席をいただき、第一部では、お客様に沖縄食材を使ったCONTEのランチプレートを楽しんでいたくことができました。
また、第二部は宮本さんが聞き手となり、雑誌作りのこと、取材でのエピソードや、「物語」「森」というテーマについてなど、お話しさせていただきました。終わった後もいろんな感想をいただいて、とても嬉しかったです。
沖縄からは、特別にこの日だけの販売で、いつもCONTEで取り扱いさせていただいている、宗像堂のパン、potohoto焙煎の珈琲豆、誠平のコーディアル、金川紅茶、やんばるスパイスなどをお持ちしました。
なんというか、料理も、雑誌も、こうして、人や場所との出会いがなければ、生まれません。あらためて、その出会いに喜びを感じながら、人と人との繋がりに、人生って面白いなあ、豊かだなあと、私たち自身、ひしひしと実感しています。今回、奈良に行くことができたのも、宮本さんとの出会いがあってこそだし、宮本さんが「おと。」という場所を作ってくれていたからだし、そこでまた、新しい出会いや再会があって、また、ここから繋がる未来があるかと思うと、ワクワクします。
今回は、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。