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2015年のCONTEオープンの時に店の入口に看板をつけました。この看板は、もともと家の食卓で使っていたテーブルの天板でした。ひとつのテーブルをみんなで囲んで食事を楽しむ。そういう時間を提供したいという思いから、テーブルの天板に彫刻刀で「CONTE_」のロゴを彫ったのは、オープン日前日の夜です。
CONTEは、首里の大きな通りから少し入った住宅街の中にあります。ただでさえ店があるとはわかりづらいのに、看板はさらに奥まった入口につけたこともあり、オープン当初は、看板の役割を果たしていたのかいないのか。
時は流れ、2020年。コロナ禍の中、店の営業を続けるのに、換気のため入口のドアを開けっぱなしにすることが多くなりました。それゆえ、看板はドアで隠れてしまい、ますます、CONTEって看板あるの？状態。
そんな中、2024年7月、店先に出すための看板をようやくつくりました。少しずつ、店のことを知ってもらえる機会も増えましたが、初めていらっしゃるお客様や、歩いていて、何の店だろうと思っていた方々に、わかりやすい看板ができたと思っています。
両A面看板。片面には、CONTEの情報を。そして、もう片面の、「テイクアウトもできますよ！」という看板には、首里の画家BEBICHINさんに、コーヒーをモチーフに絵を描いてもらいました。オープン9年目にして、やっと、この店がカフェなんだ、と知ってもらえるのかな、と思っています。
