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北中城に工房を構える「sui」の仲間さんとは、CONTEのスタッフからの紹介で、店に食事に来てくれたことが出会いのきっかけでした。お店を続けてきたからこその新しい作家との出会いも嬉しく、工房にお邪魔して作品を見せていただくと、淡い色味の可愛らしいカップと渋めの色味のマカイがなんとも魅力的。以来、店でも使わせていただいています。
「sui」という屋号は、海と空の間、空気の色、見えるようで見えないもの、の総称を「すい」と感じたことからだと言います。見えるようで見えないもの、を、器に宿す。だから、仲間さんの器の中に、さまざまな何色と例えられない美しさを見ることができます。それはまるで、花のようでも、光のようでも、虹のようでもあります。
仲間さんは、4年間、読谷村の陶眞窯に就労し、陶芸を学び、2021年に独立。しっかりと窯元で陶芸の基礎を学んだ人です。だからか、可愛いだけではなく、毎日使う器として、とても使いやすいというのも、大きな魅力。
そうそう、首里って「すい」と呼ぶですけどね、「すいで、sui」を取り扱えるのも、なんだか嬉しいんです。