2023.9.3 中原仁×川口大輔トーク&ライブ 「アントニオ・カルロス・ジョビンを語る、弾く、時々歌う」

2023.9.3 中原仁×川口大輔トーク&ライブ 「アントニオ・カルロス・ジョビンを語る、弾く、時々歌う」

アントニオ・カルロス・ジョビンを知っていますか?

ブラジルが生んだ偉大なる作曲家、詩人であり、ジョアン・ジルベルトやヴィニシウス・ヂ・モラエスらとともにボサ・ノヴァの創始者と言われる人物です。あまりにも有名な「イパネマの娘」や「想いあふれて」など、たとえジョビンの名を知らなくても、誰もが彼の曲を何度ともなく聴いたことがあるはずです。世界中で愛されるジョビンの音楽。ブラジルから遠く離れた日本の私たちも、ジョビンの音楽を聴くとき、その美しい旋律と心地よいリズムに胸躍り、酔いしれ、心染み入るような郷愁を感じます。そして聴けば聴くほどに、その奥深さに驚くのです。

この夏、もっと、ジョビンのことを知りたい。そんな想いを叶えるイベントを9月3日(日)の夕暮れから開催いたします。

ナビゲーターとなるのは、J-WAVEの人気番組「サウージ!サウダージ」を88年から現在までプロデュースし、ブラジル音楽を日本に広め定着させてきた、ブラジルと日本の音楽の架け橋的存在とも言える中原仁さんです。ブラジルに関する著書も多い中原さんの最新刊『ブラジリアン・ミュージック200』は、広大で豊かなブラジル音楽の歴史から名曲200曲をセレクトした、ブラジル音楽の全体像を知るための決定版とも言える一冊となっています。

そんなブラジル音楽やその歴史、音楽の背景に造詣の深い中原仁さんとともに、ジョビンの世界へとナビゲートしてくれるのは、音楽家の川口大輔さん。
数々のアーティストへの楽曲提供、プロデュースを手がける川口さんですが、学生時代からブラジル音楽に傾倒し、とりわけジョビンの音楽には多大なる影響を受けていると言います。

2人によると、アントニオ・カルロス・ジョビンという人物は4つの方面から語ることができるそうです。
ジョビンが愛した音楽のこと、ジョビンが創り出したボサ・ノヴァについて、ジョビンが生まれ育ったリオデジャネイロへの想い、故郷ブラジルの豊かな自然を深く愛したジョビン・・・、そんなジョビンの魅力的な人物像に迫るお話を伺いながら、トークの中で出てきた曲を川口さんにピアノでたっぷりと演奏してもらう(時々、歌っていただく)ことで、より、ジョビンの音楽世界に深く分け入っていきたいと思います。

また、これまでブラジルに50回以上訪れている中原さんによるブラジルの写真や秘蔵映像などもスライドで見せていただく予定です。

さらに、この日、CONTEでは妄想ブラジル料理プレート(¥1300)をご用意します。
妄想? というのも、CONTE店主はブラジルに行ったことがありません。実際の現地の料理は食べたことがないけれど、中原さんや川口さんに伝え聞いたブラジルの料理を、CONTE流にアレンジしてお出ししたいと思っています。これまでもこういう想像からCONTEの定番が生まれていたりするんです。
妄想ブラジル料理プレートをご希望の方は、予約申し込みの際に、食事希望と書き添えてください。
(カイピリーニャなど、ブラジルを想うドリンクもご用意します!)

トーク、音楽、映像と、そして食事も含め、ブラジルに旅したような夜になることと思います。
ともにブラジルの旅へ。そして、ジョビンの世界へ。
皆様の参加をお待ちしております!

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中原仁×川口大輔トーク&ライブ
「アントニオ・カルロス・ジョビンを語る、弾く、時々歌う」

2023年9月3日(日)
開場:17:00 開演:18:0
参加費:3000円(ドリンク別)
*ドリンクは別途注文となります。ワンドリンクのオーダーをお願いします。
*お食事をご希望のお客様は開場の17:00よりお召し上がりになれます。
場所:CONTE(那覇市首里赤田町1-17)
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○参加方法
ご予約は、CONTE店頭、お電話、メールにてお申し込みください。
Tel:098-943-6239 また、E-mailによるご予約はconteokinawa@gmail.com まで、以下を記入の上、お申し込みください。お電話は営業時間内にお願いします。
1.件名 : 中原仁×川口大輔トーク&ライブ
2.お名前(代表者のフルネームをカタカナを添えて)
3.お電話番号
4.ご予約人数、またはお問い合わせ内容
5.食事希望のお客様は、「食事希望(その場合、何名分の食事を希望か)」と書いてください。
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中原仁 プロフィール>
1954年横浜生まれ。放送・音楽プロデューサー/選曲家。J-WAVEの人気FM番組「サウージ!サウダージ」を88年から現在まで34年間、プロデュース。85年から約50回ブラジルに通い、現地録音のCD制作(約15枚)、山下洋輔、東京スカパラダイスオーケストラのブラジル公演制作にも従事。制作に関わったCDはブラジル音楽からジャズ、J-Popまで50枚以上、選曲したコンピレーションCDは60枚以上。空間BGMの選曲、コンサートの企画プロデュース、ステージ構成、演出、DJ、司会、カルチャーセンター講師もつとめる。書籍『21世紀ブラジル音楽ガイド』を監修、共著書に『リオデジャネイロという生き方』などがある。最新刊は『ブラジリアン・ミュージック200』。
 
川口大輔 プロフィール>
音楽家。1975年東京生まれ。幼少時代からピアノを習いはじめると同時に、父親の転勤でフィリピン・マニラ~ロサンゼルス~日本と、それぞれの土地で暮らしながら幅広いジャンルの音楽に親しむ。シンガーソングライターとして2003年にメジャーデビュー。 作曲家として、中島美嘉、CHEMISTRY、JUJU、土岐麻子、平井堅などに楽曲提供。また、Toshl、由紀さおり、HY などの楽曲プロデュース、Creepy Nuts、SEKAI NO OWARI、Adoなどの編曲にも携わる。作曲した「2002 FIFA World Cup Korea/JapanTM」の公式テーマソング「Let’s Get Together Now」は、韓国で公式に放送された初の日本語楽曲となり、日韓の架け橋になった。近年ではフェルナンド・カブサッキとの共演や、久保田利伸のボサノヴァとラバーズロックで構成された全国ライブツアーのバンマスとしても活躍。舞踊家のATSUSHI、写真家のKIKIとのユニット「島風光」のメンバーでもある。